アフリカ投資

私はなぜアフリカ「ETF」を握りしめるのか?

「ETF」についての私の理解を書いてみます。私が購入したAFKもETF。「投資信託」と似ている、というかほぼ同じもの、というイメージなんですが、どこがどう違うんでしょう。

ETF=「上場」投資信託

ETFは「Exchange Traded Fund」の略で、日本語訳は「上場投資信託」。

投資信託(とうししんたく)はある程度分かります。資産運用の専門家が、集めた資金をまとめて複数の資産に分散投資して運用してくれる金融商品ですよね。株や債券の詰め合わせセット。

証券会社や銀行、郵便局でこのセットが購入できます。口数単位で買えるみたいですが、好きな金額ぶん、たとえば「1000円ぶん」購入することもできる。少額でも買える(投資できる)のが魅力です。

分散投資はリスクを軽減してくれます。資金をたくさんの会社に分けて投資しておけば、そのうちの1つや2つがコケても、大ケガしなくて済みますから。

いわゆる「卵はひとつのカゴに盛るな」というやつですね。

しかもその分散先を、プロが見繕ってくれてるわけです。

投資信託。実際はもっと複雑なのかもしれないけれど、大体こんな理解でまちがいはないでしょう。

ここまではOK。

問題はここからなんですよね。

その投資信託が上場されているものがETF

ETFは投資信託より手数料が安め?

投資信託が株式市場で売買されている。

投資家同士が、投資信託をお互いに売ったり買ったりしている。

…わかるような、わからないような。

ETFと投資信託のちがいを読んでみます。

投資信託のメリットは、そのままETFにも当てはまりそうですプロによる分散投資

ちがいを挙げれば、ETFは投資信託とくらべて

  • 商品数や種類の数が少ない
  • 金額で注文ができない

 けど、そのかわり、

  • 手数料は安め
  • リアルタイムで価格が変動し、株のように指値注文や成行注文ができる。

 

えーと、要するに、結局、私のようにスローな投資家にとっては、それほど大きな違いはなさそう

しいて言えば手数料の面でETFは有利かな。

しかしこれは検証が必要。取引の頻度が少なそうなAFKは手数料も高めなのでは?

ここまで書いて、今度は投資信託を買ってみようかな、と思い始めました。

アフリカだからこそプロの分散投資

いきおいでアフリカETFを買いましたが、これで後付け理論武装ができそうです。

私はなぜ AFK を買ったのか?

上でも書きましたが、投資信託やETFの最大のメリットは「投資のプロが分散投資してくれる」こと。これにつきます。

過去の実績や手数料などについては購入時に確認が必要でしょうが、基本は任せておけばいい

逆に私がナマ半可な知識で「テクニカル分析」だの「ファンダメンタル分析」だのをして、いきなり個別株の取り引きを始めたら…いやいや、「注文」クリックの指が震えるでしょうね。損するイメージしかわきません(笑)

投信もETFも、投資へのハードルを下げてくれるありがたい存在です。

ましてや途上国、新興国であるアフリカでは、アメリカや日本とは違って、企業が大きなリスクにさらされていることが予想されます。

政治的なリスク、気候変動のリスク、物価や為替レートの急激な変動によるリスク。紛争や内戦のリスクもあるかもしれません。

ほぼ知らない企業に投資してるんだから、プロに任せましょう。

ETFは、投資信託よりも株に近い感覚で保有・売買できることも魅力。勉強に身が入ります。

私はとにかく、アフリカ投資を始めたいのです。

アフリカの発展に貢献したい

私がアフリカに投資したい理由、それは「アフリカの発展を応援したい!」からです。

ほら、あるじゃないですか、自分が好きな商品を作っている会社の株を買って応援!みたいな。それの「アフリカ」版です。

しかし、ただ漫然と株や投資信託、ETFを買うのはつまらない。私の応援が、なにかしら役立っているという直感はほしいところです。

私のアフリカ投資が、誰の何に役立っているのか(あるいはなんの役にも立っていないのか)知りたい

あわよくば、アフリカの経済発展や貧困削減、環境問題解決などに貢献したい

若い時、まがいなりにもアフリカで過ごした数年の体験は、少なからず私の人格に影響をおよぼしています。

ちかごろ、その影響の大きさにやっと気づかされています。

何もできなかったあの頃の自分。何かを提供するつもりで行ったアフリカで、逆にいろんな何かをもらって帰ってきました。

その精神的おみやげも、最近になって荷ほどきしてる始末(笑)

いまさらですが、自分にできるご恩返しはないのか、と。たぶんいろいろあるんでしょうが、そういったもののひとつに、「アフリカ株投資」は入るのではないか、という直感を、ここで検証したいのです。

「急げ急げ!に恵み無し」

ちなみに、SBI証券のサイトの投信ページで「アフリカ」を検索したら、「野村アフリカ株投資」という投資信託が出てきました。

目論見書をチラ見したら、組み入れ銘柄上位10社の顔ぶれは、AFKとはかなり異なる様子。

AFKの観察がひと段落ついたら、比較のためにこの投信を購入してみるのもいいかも。

のんびり、楽しみながら進めましょう。

しつこいですが、「Haraka haraka haina baraka」。

スピーディな日本の生活に流されず、じっくり腰をすえて進める所存です。

これもアフリカみやげ。